健康のためなら、死ねる

黄昏が綴る、日々の雑記

期初初日から、少しでも前進する過ごし方をする

今日が事実上の期初初日という方が多かったと思う。

 

本来であれば、期初ということでご挨拶的な事があったり、顔合わせ的なブリーフィングがあったりする。

いつもよりもいい靴を履き、ネクタイを締めて、一番いい腕時計をして出社する、という日だ。

それが期初本来の過ごし方だ。

 

休職中なので、できることが少ないがゼロではない

私は、午前中は身体が動かず、そのまま寝ていた。

色々と思うところはありはしたが、身体のことだから仕方がない。

眠いというのと、疲れているというのと…

 

これをどう元に戻すのか、というのが1つ大きな課題だよなぁと思いながら寝た。

世の中の現役世代の皆様、本当に申し訳ない。

 

13時頃に目が覚め、なんとか立ち上がれそうだった。

軽めに食事を摂る。

妻は、息子の病院に行っている予定のはずなのだが、そのまま帰ってきていないようだった。

換気のために窓を開けていてくれていたようで、リビングは心地よい空気だった。

 

特にやりたいことも、やれることもなかったので、食洗機を回し、洗濯機をかけ、夕食の準備をする。

全く大したことじゃないけれど、

この程度の家事くらいでもやれば「何もやらなかった」1日にはならない。

今の私には、1日1日をゼロで終わらせないことがとても大事なのではないか?と思うところがあったから。

 

息子が帰ってくるまでにあと1時間半くらいある時間だった。

外は快晴だったし、妻もいないし、ふらりと散歩にでも行ってこようかと思った。

 

自宅から出たら、ちょうど妻が帰ってきたところだった。

で、くるかい?ってことになって、1時間弱の散歩をした。

 

平坦な道を歩いていると、日頃運動をしないからか右足の甲が少し痛くなってくる。

そのあと公園に行くと、芝生や土の上を踏み締めて歩く。

富野由悠季さんも、全く外に出れないほどの精神状態にまで陥った際に、

奥様に手を引かれながら外を歩いた際に、土を踏み締める、空がある、風を感じるという五感によって立ち直っていったという逸話があったのを思い出した。

 

春の陽気もあって、小一時間も散歩をすると、何もしてはいないのにうっすらと汗もでてきはじめる。

歩くたびに、様々なものを感じ取る、ただ歩いているというのではなくて、感覚を細かく刺激されるというか。

 

帰宅後、夕食、風呂を済ませて、お薬も飲んだので、あとは寝るだけだ。

 

現状を正しく認知し、必要な処置を進めて、戦線に復帰する

うつ病を治すということが、どういうことなのか、正直はっきりしない。

また、自身の発達障害がどの程度のものなのか、仕事に支障がないような状態にまで持っていけるものなのか、などもこの期間で目処を立てておきたい。

 

本来であれば、バリバリ稼ぎに出なきゃならない年齢の男が、期初初日に散歩をした程度で喜んでいるのもどうかと思うが、事実、辛いものは辛い、できないことはできない。

今回の休職は自身のダメになっている部分を面倒くさがらずに1つ1つ、丁寧にクリアにしていった上で復帰しなければならないと思っている。

 

1日が終わった時に、ゼロじゃなかった、と自分で思えるかどうか、を今年度は1日1日振り返りながら過ごしていきたい。

 

そういう意味では、家事だけじゃなくて散歩までやった、財布の金を1円も使わなかった私、今日は悪くなかったと思うよ。

今期、頑張って復帰しような。