健康のためなら、死ねる

黄昏が綴る、日々の雑記

私が適応障害・うつ病から職場へ正式復帰した記録・1週目を振り返る

8カ月に渡る精神科通院の病気療養を経て、仕事に正式復帰しました。

正式復帰最初の1週間についての覚書です。

 

試し出勤の効果

既に9月から3週に渡って「お試し出勤」をしてきました。

「少しずつ時間を延ばしながら、出勤してデスクに座ってみる」、という慣らし運転です。

最初は午前中だけ、そこから少しずつ時間を延長して慣らしていきました。

お給料は出ないけれど、出勤退勤のまねごとをするってことです。

オフィスにいる間は仕事に復帰した場合のインプット・アウトプットを想定して、読書やテキストライティングをしていました。

 

私がメンタルを病んで壊れたことは、(いちいち訊いてまわったりはしていませんが)職場の誰もが皆知るところでしょう。そこは大人の対応でやたら触れるでもなく、不自然に避けるでもなく接していただけました。

このおかげで、正式復帰当日も、それまでと同様の時間に、同様のスタイルで出勤ができました。

 

正式復帰後、最初の1週間についての率直な感想

これはもうシンプルに「こんなにきつかったっけ?」だけです。

俺、こんなこと毎週やってたの?って程。

木曜日午後にははっきりとスタミナ切れでモンスターエナジーを投入したくらいです。

 

身体的な疲労感があるし、服装がスーツというのも地味に疲れがあります。

帰宅する頃には疲労感がすごくあるので、帰ったら食事をとって風呂入って寝る、しかできません。

 

感覚的には1日の中で可処分時間がほとんどないなって思います。

朝起きて出発までに1時間30分弱ありますが、朝食とって、身支度して、息子を学校へ行かせる、ので終わります。

(我が家は妻の仕事が朝早いので息子を学校へ行かせるのは私がやることになる)

朝のこの時間帯に食洗機を1回回せるかどうか・ゴミ捨てをできるかどうか、が家事の負担を考えると非常に重要になってきます。

なお、洗濯機を回すと「干すかコインランドリーに行くか」という手間が発生するため、洗濯物は1週間分たまりっぱなしになりました。

 

正式復帰後の出勤・退勤などについて

移動手段はバス・電車なども考慮しましたが原付にしました。

これに際して、原動かすためにオイル交換と自賠責保険の更新を行いました。

移動時間の原付運転も、私自身もう若くはないので用心しながらの運転になります。

この移動時間が45分程かかるのを見越しておく必要があります。

 

ギリギリまで自宅にいるパターンや、絶対に遅れることはない位に早くに出発するパターンなども試しました。

早くに出発するパターンだとオフィスに入る前に15分ほどの隙間時間が作れました。このときは公園で缶コーヒーを飲みましたが、これはかなりリラックス効果が高かったのでなるべくこのパターンでいきたいものです。

 

到着後の10分程は確かに可処分時間ですが、既に事務所入りしているのでフリーダムな時間ではありません。始業時間ギリギリに座るようでは仕事になりませんからね。

 

昼休みをどう有効活用するか

昼休みは1時間。ここは重要になってくるのかなとヒシヒシと感じます。

以前試みたようにカロリーメイト等で「カロリーとの戦い」を繰り広げて勝利するツイートを上げたりしようかなとか検討しています。

食事を摂るだけならば1時間はかからないので、ここに可処分時間を持ちたいと思っています。

 

不夜城のイメージがある本部勤務だが、実態は?

先に述べたように、重要度が高い、とか、負荷の大きな業務をしているわけではないので(それを条件に医師が正式復帰OKをした)定時退社になります。

定時退社は私に限りません。

本部勤務って不夜城のイメージがありますが、今は必ずしもそうではなくて、大半の職員はそれなりのお時間に退勤しています。残業する人の方が少ないです。

残業が悪いということではなく、やはり本部機能としては前日準備が大掛かりなものや期限があるものも多いため、必要に応じて必要な残業をする、というごく当たり前の風土が浸透しています。

 

昨今これだけコンプライアンス重視の姿勢を世の中が見せていますし、不必要にだらだら会社に残るくらいならば決められた定時でしっかり仕事を済ませていくほうが理にかなっていますよね。

 

自宅に戻るまでの間が原付の運転で1時間弱あるので、買い物などはここで済ませることもできます。

 

帰宅後に何かをやれる時間はほとんどない、要改善

帰宅後は1-2時間を確保できます。

しかし、この時間は食事と入浴も含んでの時間です。

短いこの時間をどう有効活用するか、という話になります。

 

この時間が自分にとってのゴールデンタイムになるはずですが…。

自宅に帰宅して、食事や入浴以外の時間をどう活用するか、非常に重要になってくるように思われます。

 

1日勤務を終えると、もう心身が動かないくらい疲労しています。

 

我が家は特性もちの息子に合わせて睡眠時間を前倒しにしています(21時には布団に入り部屋の電気を消す)。

 

疲れと、息子の寝る時間を考えると、まとまった時間の確保には朝しかないなと思案しています。(しかし、私は朝が本当に弱い)

 

いかにフレッシュな状態で時間を確保するか、その確保した貴重な時間をどう使うか、が問われてくるなという感じがします。

 

夜は21時に寝て、朝は6時に起きる(可能ならば5時起きにしたい)。しばらくこれでいくことになりそうです。

 

復帰1週目だから何はともあれ、終日仕事している感が出せれば合格

復帰1週目ですから、とにかくそれなりの格好をして、遅刻なく出勤して、特に用もないなら定時でサッと退社する!これだけできればもう充分じゃない?って思って入りました。

 

あとはメンタルに響くようなトラブルや接触がなければいいなって程度でしたが…

やはり因果なもので、復帰3日目にあるFAXを待っていたら、たまたま衝撃的な文書が別に送られてきて、それを社内で最初に私が受け取ることになってしまって。

なんでこんなトップシークレット級にヤバいFAXを私が最初に見るかな~。

手に負えない爆弾級の文書なので、速攻で管理職にこそっと渡しましたけどね。

 

この日はやはりまぁまぁな心労になってしまいましたが、避けようのない因果まではもう仕方がないですから。

 

ともかく、サラリーマン黄昏、8ヵ月ぶりの出航です!