健康のためなら、死ねる

黄昏が綴る、日々の雑記

うつ病で休職中の過ごし方(私の場合)

うつ病で特別休暇扱いとなり、会社を休んで1ヶ月ほど経ちました。この間、どうやって過ごしていたかなーと思ったので、ちょっと振り返ってみます。

 

休職から2週間ほどは、ほとんど昼寝していた

死にたい、消えたい、何もしたくない…こういう感情が常にあふれていました。今思えば、だいぶやばい精神状態だったと思いますね。淡々と、死にたいな、って思い始めていました。

何かをやれるような感じではなかったので、ただ昼寝をしていました。

朝起きて、家族が外出して、昼寝して、家族が帰ってきて、寝る。こんだけ。家族には申し訳ないのだけど、家族がいる状態っていうのも結構キツかったです。誰とも話したくない、関わりたくない、疲れるから。

そういえば、この時期に実家に行った際が本当に苦痛でしたね。両親も弟一家も、私が実はメンタルを病んで休職しているって知らないので、いつものように接してくるのですが…その受け答えがもうしんどいのなんのって。

最後あたりに妻にひっそりと「もう限界近いから、そろそろ帰ろう」とサインを出したくらいしんどかったです。

極力世間との関わりを絶って、一人の状態でいたい。体が求めるままであればずっと昼寝している…昼寝って無限にできるモノなんだなと変な感心をしたりしたモノです。

 

うつ病で休職すると昼寝ばかりになるのは案外多いモノらしい

本当にこんなに寝てばっかりで大丈夫かいなって思い、結構色々と調べてみました。うつ病で休暇を取ると、どうもそういうモノらしくて。朝昼逆転しないようにね、くらいのノリで、あまり否定されていませんでした。

全く根拠のない話ですが、私が個人的に思い考えている範囲では、うつ病と自律神経には結構関連があるんじゃないかなと推測しています。

特別休暇を取るほどの状態に陥るということは、身体の状態も良くはないんじゃないかなと思われます。なので、昼寝するのって身体が回復するために求めている表れなのではないでしょうか。

 

処方された薬はちゃんと飲む

実は休職し始めた頃って、処方された薬を飲んだり飲まなかったりでした。

効果が感じにくいのと、繁忙期に入ってくるのでなるべく通院したくなかったので薬を少しでもストックしておきたかった、みたいな考え方していました。

で、休職してから諸々調べてみますと、処方をきちんと守って飲む、継続するということだったので、今は指示された分量を守って服用しています。

 

好きなことをすればいい、とはいうものの…

元々無趣味なもので、好きなことが思いつきません。ただ、時間だけはたっぷりあります。

かといって、資格試験対策や読書などの気分にはなれなかったです。

特に読書は、読んでいても内容が頭に入らない感じがして全然ダメだったので早々に諦めました。(実は資格試験対策はそろそろやってみようかなと思っています)

住まいの中で、片付けたいなとか、手を入れたいな、とか思っていた部分を1箇所づつ着手したりしています。

 

自分にとって、大事な人に逢いにいった

死ぬかもしれない、っていうのは本当に思っていました。衝動じゃなくて慢性的に思い考えていたので、ちょっとヤバいかもしれないなというのは自覚していたのです。

ちょうどその頃、Twitterでお付き合いのある方々からメッセージなどで心配いただけておりました。また、たまたまのタイミングで高校以来の親友とちょっと連絡を取ることがありました。

「厚かましすぎるかなぁ」と思いつつでしたが、死ぬよりはマシだろうと考え、連絡をとって、何人かと逢いに行きました。

具体的にどう苦しいのかとか、今後どうしたらいいのかとかは話さなかったのですが、休職までずっと肯定されなかった私自身のことを、肯定していただけるコミュニケーションが取れたことが嬉しかったです。胸の奥にジーンとくるものがありました。

うつ病での休職、最初は苦しいけどそこは耐え切っていこう

以上が私の休職体験記、最初の2週間くらいです。本当に影響が大きかったのは、大事な人に逢いに行けたことですね。

自己否定一直線だったのが、全然そんなことないっていう切り返しをもらう。皆さん暖かく迎え入れてくれた。死ぬ死ぬいってたけど、最悪でも死ぬくらいならばもう会社辞めてそういう空間に身を投じて仕舞えばいいじゃん!って思える場所と時間と人が、自分が今いる場所とは別のところに確かに存在している。

なので、同じように休職して、苦しくて昼寝ばかりしている人は、自分にとって本当に大切な人に逢ってみることをお勧めします。

そんな人いない?

本当に誰もいなかったら、私が話くらい聴くよ。