健康のためなら、死ねる

黄昏が綴る、日々の雑記

投票する人がいない、ならば選挙に行こう

明日は地方議会選挙の投票日だ。

投票は国民の権利であり、同時に義務でもある。

選挙に行って、誰かの名前を書いてこよう。

私的には朝から投票所へ行って、その後丸一日を有効に使うといいと思う。

(朝8時〜夜20時まで投票できます)

 

投票したい人がいない、という問題

投票するにあたって「投票したい人がいない」という難題につき当たりやすい。

どこの誰だか分からないオッサン、オバサンのポスターが急に並び、

選挙カーが走り回るわ、普段やりもしないくせにこんな時だけ街頭で手を振ってたりするけど

結局、誰に投票したらいいのか分からない、っていう方が非常に多いと思う。

 

何らか仕事をしている人であれば業界関係からの繋がりで、

何となくこの人を応援してくれ的な話も来るかもしれない。

 

しかし、日本国民の結構な割合が、誰それ知らんがな、な状態だと思われる。

知らないのに投票するって…どうやって判断するの?

いや、誰に投票したらいいの?みたいな話になる。

で、誰がやっても同じじゃない?って感じがして投票に行かない、というのが

一般的なパターンだと思う。

 

今回の選挙では、そんな方でもできる投票のやり方をお伝えする。

 

選挙は「落としたい奴を落とす」ためのものでもある

当選する人がいるということは、残念ながら落選する人もいる。

定数以上に立候補者がいる選挙では、必ずそうなる。

 

いいか悪いか、という話ではなく、

実は当選させるのどうなの?って思わざるを得ないような人も

割と当選してしまうのが地方議会選挙だ。

 

なので、少しでもいいから、自分が該当する選挙区の立候補者の情報を

チラシでもいいし、webサイトでもいいし、SNSでもいいから調べてほしい。

そうすると、「意外といい事やっているじゃん!」っていう現職議員もいる時がある。

「そうか、その問題から解決していこうっていうんだな!」って意思が

自分と近い新人候補がいるかもしれない。

いい方向で気になる人がいたら、その人に投票をすればいいと思う。

 

でも、もし、そうじゃなかったら、どうする?

その時は「当選させたくない人」を探すのだ。

どこか、胡散臭さが拭えないとか、主義主張の内容に全く賛同できなかったりとか、

という候補者がいる場合、それがあなたにとっては「当選させたくない人」になる。

極論、その人以外の名前を書くのが、あなたにとっての投票活動になる。

可能であれば選挙情勢とかまでネットで調べて直接的に競り合っている陣営に投票してやるといい。

 

都道府県知事や都道県議会議員って、実は割と影響力がある

都道府県知事は、47都道府県の行政組織のトップだ。

そして都道県議会議員は文字通り、47都道府県それぞれの地方議会(立法機関)の代表者だ。

 

私たちの生活に直接的な影響しやすさで考えると、

国会議事堂に登壇する衆議院参議院の議員を決めるよりもある意味で影響力がある。

 

例えば、県下の中でも交通渋滞に関して、

それをどう解消しようとしているか何ていう課題について調べれば、

どの立候補者が道路を新設して解消って考えているのか、

またあるいは別の立候補者は既存道路の改修による車線増で解消しようとしているのか

ちょっと変わったところでは、

欧州のようにカーシェアを定着させることで解消させる方向性を唱えてる…などだ。

 

良し悪しは言える立場にないから深くは言わないけど、

県議会議員様だからといって、特別立派だったり賢かったりもしない。

(立派な方も賢い方もいますが!)

何だかなぁ…って人だって多いし、それで謝罪してお金返してたりとかも、調べたらよく出てくる。

 

実は都道府県単位で割と影響力がある人を決めるのに、

誰か分からないから投票に行かないというのは、結構危険な事なのである。

もしかしたら、あなたの願う方向性を全く無しにしてしまう「地獄からの使者」が

立候補しているかもしれない。

 

私はもう、明日投票する人は決めている

参考までにいうと、私が住んでいるところの選挙区の立候補者は一応、調べた。

政党名は伏せるが、某政党の推薦候補、この人を県政に出すわけにはいかないと判断した。

某政党って時点でちょっとマイナスポイントなのと、言っていること、書いてあることが総花的なのだ。

本当に、言ってること、書いてること、全部やれる?本当に?県議会で主流会派じゃないのに?

そういう人に地域からの1議席を渡していいのだろうか?

 

直前になると「投票に行こう」と追加で張り紙をしている。

つまり、組織戦になると厳しいかもという陣営の危機感があるのだ。

 

この人はちょっとなぁ…って「投票したくない人」が決まったので、残りの中から選ぶことになる。

ベテラン氏の中には上位通過確実っぽい人とかがいる。ならば別に爺さんに入れる必要はないだろう。

 

色々いる中で同世代の世襲候補がいた。

世襲については色々と言われやすいところだけど、この人、若い頃からすごく優秀だった経歴がある。

しかも、出馬が思い付きでではなく、父上の秘書や他議員の秘書などを歴務している。

典型的な世襲議員パターンではあるけれど、政界を志して生きてきたサラブレッドではある。

この方に1票を投じることにした。

 

それがいいかどうかは、議員になってからじゃないと分からない。

けれど、選挙ってどう決めたらいいか?ってなるじゃないですか。

なので、今回は「落としたい奴を探す」って選挙のやり方をご紹介した。

 

調べてみたら、交通費チョロまかしたりとか、割とセコいことしてる議員さん結構いるよ。